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インドネシアを扱ったドキュメンタリー映画『アクト・オブ・キリング』が公開

【一般】

4月12日からインドネシアを扱ったドキュメンタリー映画『アクト・オブ・キリング』(原題The Act of Killing)が順次全国で劇場公開されます。1965年にインドネシアでおきた9・30事件のあと数年間続いた大量虐殺を加害者の視点から描くという衝撃的な作品です。インドネシア現代史のみならず世界史の転換点の一つでもあった9・30事件の記憶がインドネシア社会でも風化する現在、一人でも多くの方に見ていただきたいと思います。第86回アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞候補となりました。映画と上映の詳細は公式サイトをご覧ください。予告編も見ることができます。

映画.com作品紹介

作品データ:
・題名:The Act of Killing(アクト・オブ・キリング)
・上映時間:121分
(IMDbによると115分。他に159分の長時間版がある。)
・監督:ジョシュア・オッペンハイマー
・製作年:2012年
・製作国:デンマーク・ノルウェー・イギリス合作

参考になるリンク:
公式サイト
IMDb(Internet Movie Database)
映画.com

amazon.co.jp(輸入版DVDを販売)
amazon.com(USAのamazon.comではBlu-ray版を販売)
Kompas紙(インドネシアの日刊紙コンパスは、2014年1月24日付けで、インドネシアのイメージを不当に悪くする映画というインドネシア政府の見解を記事として掲載。本学の「日本語で読む東南アジアのメディア」のサイトで日本語訳を読むことができます。)
・倉沢愛子『9・30 世界を震撼させた日:インドネシア政変の真相と波紋』岩波現代全書、岩波書店、2014年(9・30事件の波紋の全体像を描いた労作。映画鑑賞前後の予習と復習に最適)

          

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